音楽とお酒をこよなく愛する男のブログ

ソムリエ兼日本ワイン検定1級合格者(日本ワインマスター)が音楽とお酒を平易な言葉で語る。そして、バンドも演ってます。https://www.facebook.com/Thousands-Sparks-317369991806130/?ref=bookmarks

【音楽・米ロック】Tom Petty and the Heartbreakers / トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ No.2

Tom Petty And The Heartbreakers のアルバムから1曲ずつお気に入りを選曲します。この1曲だけというのがミソで、これがなかなか難しい。まず初期のアルバム5枚からセレクト。一言コメントとともに。順番はアルバム発表順で。

①Breakdown
album:"Tom Petty And The Heartbreakers" (1976)
https://www.youtube.com/watch?v=dqxns-JTTqA

お世辞にも派手とは言えないイントロで始まる。乾いたスネア、バスドラム、そして、どこか印象深いギターイントロ。そこに、トムのボーカルが重なる。⌈It's alright if you love me~⌋ 

曲はクレッシェンド的に盛り上がっていく。Tom Petty 初期の代表曲。ライブでは7~8分演奏する場合も。これがまた格好良いのよ。


②Listen To Her Heart
album: "You're Gonna Get It!" (1978)
https://www.youtube.com/watch?v=OCbkKLrJwZ8

Breakdownとはうって変わって、キャッチーにハモるギターイントロ。そして何気に入るベースも印象的。ハモるボーカルはとても綺麗で、1音符1単語で進む歌詞はとてもわかりやすい。エンディングもとてもシンプル。なじみやすいポップ・ロックンロールのお手本。


③Louisiana Rain
album: "Damn The Torpedoes" (1979)
https://www.youtube.com/watch?v=7XCjBvA1E8M

この曲を選曲していいんだろうか。Refugeeでなくてすいません。派手なところは一切いないものの、曲の流れが自然でとても落ち着くんですよ。


④Insider
album:"Hard Promises" (1981)
https://www.youtube.com/watch?v=x7bjXWzms5I

トム・ペティファンにはお馴染みのスティーヴィー・ニックスとの共演曲。二人ともダミ声系ボーカルにもかかわらず、歌い始めるとお互いの魅力を高め合う。ハモりも美しい。そして、プロモビデオでお二人とも若い!


⑤Straight Into Darkness
album: "Long After Dark" (1982)
https://www.youtube.com/watch?v=A7HDuVj5RwE

 とても印象的なピアノ、そしてギターイントロ。トムのボーカルが始まり、曲は流れるように進んでいく。サビのパルプオルガン系音色や、曲間でのギターリフが良い味を出しています。

曲自体に大きな抑揚があるわけではありません。ですが曲を聴き終えると、心の奥に大きなジワッとした何かを残していくのです。